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医学部受験をした子を持つ親の体験談

医学部生の父親の愚痴

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3月も終わりに近づき、今年度の受験もそろそろ終わりを告げようとしています。
皆さんはいかがでしたか?
見事国立大学医学部の合格を果たした人、残念ながら果たせなかった人、それぞれかと思います。
それは天国と地獄ほどの気持ちの差があることでしょう。
私もそれを両方味わってきた親ですから痛いほどわかります。

合格の喜びも、不合格の悲しみも。

合格を勝ち得た親御さん、本当におめでとうございます。

そして残念ながら今年はだめだった親御さん、まずはこの1年間お疲れ様でした。

こんな時の気持ちのおき方や、お子さんへの対応に関しては別の記事で
アドバイスしていますので、そちらをぜひ読んで参考にしてみてください。

こちら参照

そこでも書いていますが、これからのことを気持ちが落ち着いたら、お子さんとよーく
話し合ってくださいね。

この記事を読んでいる親御さんは、母親?父親?どちらでしょう。

今回は父親としての愚痴を聞いてください。

私は父親なのですが、先日、医学部に通っている我が子と医学部受験のことを振り返って話をしていた時、
ちょっと寂しい気持ちになることを言われたのです。

子供いわく、「あの受験の時、お母さんが必死になってやってくれたけど、お父さんは全然だったね」
・・・・・・

子供の大学受験というのは、どうしても母親の方がのめりこみ、必死になって子供と二人三脚していく傾向にあるのだと
思います。我が家もそうでした。

父親は子供とべったりとしたり、話し合うことが苦手な生き物のようです。
決して子供の受験に興味が無いわけでも、心配していない訳でもないのですが、それを子供の前で話したり、
親身になることができないのです。

私だって、心配だったし、不安だったし、毎日毎日、ネットで受験情報や同じ医学部受験を経験している親御さんの
ブログを読み漁ったりしていたのです。本当にそれが習慣化していたぐらいです。
子供を思う気持ちは母親も父親も一緒なのですから。
ただ、それを子供に直接、言葉や行動では示せないだけです。

母親は違います。本当に必死に受験の情報を調べて、各種手続きを手伝って、お弁当持たせて、夕食作って、
健康を気遣って、甘やかしすぎだと思うぐらい必死に二人三脚していきますよね。
半分ノイローゼになるぐらい。わが妻ながら頭が下がる思いでした。
今でも、我が子が医学部を合格できたのは妻の功績でもあると本気で思っています。

でも、父親はどっかりと落ち着いて、見守っていればいいのです。
そして、母親が行き過ぎたサポートをしているようなら少したしなめて、冷静にさせる。
何かあった時に出ていける準備をしておけばいいのだと思うのです。
・・・・・当然反対意見もあるでしょうが。

そりゃ、父親と母親の役割が逆でもいいと思いますよ。
ようは、両親が二人とも子供の受験に一生懸命になってしまうと、子供がとても辛く、逃げ場がなくなって
しまうと思うんですよね。だからどちらかが、あえて一歩引いて、子供と距離をとる。
これがうまくいくコツではないでしょうか。
まあ、これは、受験に限らず子育ての極意ですよね。

話を元に戻しますが、そんな父親の気持ちを我が子は知らないで、私は何もしてくれなかった!ような
ことを言われたので、寂しかったのです。

でもいいのです。
親は、子供に見返りを求めて育てているわけではありません。
・・・・・いや少しは老後の世話をお願いしたいとは思ってます(笑)。

今日は愚痴だけで終わらせてください。

それでは。

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