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医学部に入学した我が子を見て思うこと

医学部は入学した後も甘くないという件

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医学部は入学してからの授業がとても大変です。

それは国立大学、私立大学どちらにも言えることで差はありません。

とにかく入学してからも勉強をし続けなければ授業についていけないというか、テストで合格できないのです。

テストというのは、期末や中間など年に何度かあるテストのことですが、これが本当に大変らしいです。

私が大学生のころはもう何十年も昔ですが、授業も大便は当たり前、テストも先輩からの過去問を代々引き継いできたものが出回り大抵の授業やテストはクリアし進級できたものです。いわゆるテスト直前の徹夜でなんとかなったんです。

しかし、医学部はそうではないようです。1つでも科目を落としてしまうと即留年。もちろんテストでは赤点を取ってももう一度チャンスはあるようですが、

それでもダメな時があるようです。毎年5人〜10人近くが留年してしまうらしいです。

前にも言いましが、私の子供も2回生(2年生)の時に1科目だけ再テストでもダメで留年してしまった経験があります。

特に怠けたわけでもなく、他の科目はかなりいい点でクリアしていたのですが、その科目だけどうしても苦手だったようです。

その経験があるせいでもあるでしょうが、とにかく勉強をしていますね。

今、世間は新型コロナの影響で学校は休校。大学はもう春休みに入っていますが、大学から医学部生はバイト禁止、自宅で不要の外出をしないようにと

連絡がきたせいもありやもなくバイトを断り、ずっと自宅で勉強をしているようです。

子供曰く、受験勉強の方がまだましだった。絶対高校の時の授業やテストの方が簡単で、今の勉強量をできる自分なら、もう一度大学受験勉強したら、どこでも入れる自信ある!

って言って、高校の教科書と大学の教科書を見せられました。確かに教科書の分厚さは5倍以上は違いますね。文字の大きさは一緒なのに。

本当に受かるかどうかわかりませんが、それぐらい大変だということでしょう。

今年はなんとか進級できるようですが、親の立場では毎年3月は留年しはしないかハラハラです。

毎年、3月は大学受験の時のような気持ちにさせられます。

テストから帰ってくる子供に「今日はテストどうだった?できた?他の人はなんて言ってた?」って妻は今でも聞いています。

大学生といえば、もういい大人なのにです。

普通、大学生の子供に聞くような内容じゃないですよね。大学生になったら、放任して知らない間に進級して卒業するのが当たり前なのですから。

お子さんが医学部に合格した親御さんに言っておきます。

これから、お子さんは、毎年の進級テストだけでなく、医学部ならではの試験、卒業試験、医師国家試験と多くの試験を受けていくことになります。

その一つ一つ、どれも落としていい試験はありません。落とすと留年や医師になることすら危ぶまれることになります。

心臓に悪いですよ。そして留年なんてされるとその分お金が1年分余計に掛かりますからライフマネープランも大きく変わることになります。

油断はできないのです。

幸いにも、わたしの子供は自宅から通学していますので、その分相変わらず「勉強してる?」とプレッシャーを与え続けることができますが、

もし遠方の医学部で一人暮らしを余儀なくされている場合は、普段の生活を見られない分、何もできないので不安になると思いますよ。

一人暮らしをされる場合は、大学では勉強が本当に大変だということをお子さんと話す時間を作ってください。

そして、もし留年とかになると家計が本当に負担が大きいから頑張って欲しい。と伝えてください。ここで親がカッコつけても仕方ありません。

ちょっとくどくどと書きすぎたようです。

コロナの影響でずっと自宅待機で勉強している子供を見て、ついこんなことを書いてしまいました。

最後に付け加えておきます。

勉強は大変ですが、大学生活はそれなりに楽しく通ってますよ。ですから安心してくださいね。

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