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医学部受験で補欠合格だけど繰り上げ合格の可能性はあるのか?!

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医学部受験で正規合格を勝ち取れればそれに越したことはありません。

しかし、実際には、ほんの少しの特典差で「補欠合格」となってしまうことは誰にも起こり得ることです。

その場合、補欠合格って、合格なの?不合格なの?繰り上げ合格っていう言葉もよく聞くけどどう違うの?と疑問に思ってしまいますよね。

まず、この「正規合格」「補欠合格」「繰り上げ合格」の意味の正解を言ってしまうと、

正規合格とは→試験結果が合格基準に達し、かつ入学定員内の順位に入り合格したこと指します。いわゆる一般的に言われる「合格」です。

補欠合格とは→試験に合格した訳では無く、正規合格者から辞退が出て定員に空きが生じた場合、繰り上がって合格になれる候補者になったことを指します。ですから、合格という文字がついていますが、合格者ということではなくあくまで候補ですからぬか喜びしてはいけません。

大学によって、補欠合格者であることを通知する所と、通知しない所があります。

繰り上げ合格とは→正規合格者から合格辞退が出て順位が繰り上がり合格になることを指します。これは正式に合格者になったことを意味する訳です。多くの場合、補欠合格の中から成績の良い順に繰り上げ合格となっていきます。※例外もあるので後述します。

今回は、この大学受験における「正規合格」「補欠合格」「繰り上げ合格」の意味と、その違いをもう少し詳しく説明しながら、一番気になる補欠合格が繰り上げ合格となる可能性、その場合いつ頃どんな方法で繰り上げ合格の連絡が来るのか等をお話ししていきたいと思います。

医学部受験において補欠合格が繰り上げ合格になる可能性はあるのか?!

結論からズバリ言ってしまうと、

●国公立大学医学部ではほぼ繰り上げ合格は期待できない!・・が可能性は0ではない。

●私立大学医学部・防衛医科大学校では繰り上げ合格がかなり期待できる!特に防衛医大は繰り上げ合格が多いことで有名。

なのです。

繰り上げ合格の可能性については、国公立大学(以下国立大学と言う)と私立大学では、このように状況が全く異なります。なぜそうなのかは後述しましょう。詳しく知りたい方は最後までお読みください。

繰り上げ合格の連絡が来る時期は、またその連絡方法は?

繰り上げ合格は、国立と私立と分けてお話ししなければ、混乱しますので、それぞれのパターンに分けてお話ししていきましょう。

国立大学医学部の「補欠合格」になった人が繰り上げ合格を待っている場合

先に結論でお話しした通り、国立大学医学部の場合、ほとんど繰り上げ合格は期待できません。

なぜなら、ほとんどの人が国立大学医学部を第一志望校として目指しているからです。

私立の医学部が合格したからといって、国立の医学部合格を辞退する人なんてまずいないでしょう。

また、もし合格辞退が出たとしても、大学は例年の辞退者人数を見越してその人数を考慮し多めの合格者を出していることが多く、その場合は繰り上げ合格が発生することはありません。

【繰り上げ合格が出る時期は?】

国立大学の繰り上げ合格が出るのは、

前期の場合、合格発表(例年3月7日頃)から3月末頃まで。

後期の場合、合格発表(例年3月20日頃)から3月末頃まで。のようです。

多くの場合、既に合格通知を貰っている私立大学に進学を決めている学生が辞退してくることが多く、国立大学の合格通知が来るとすぐに辞退届けが出されるようです。

【繰り上げ合格はどうやって連絡が来る?】

繰り上げ合格の通知は、願書に記載した連絡先電話番号に電話がかかってきます。

何度もつながるまでかけ直ししてくれることは無いようで、連絡が取れない場合は次の候補者に権利が移るようなので、連絡がきそうな期間は電話に出られるよう注意をしておきましょう。

電話がかかってくる時間帯も、朝の8:00〜20:00頃と幅があり、気が抜けません。

また、電話も非通知でかかってくることが多いので、非通知を拒否設定しているようなら必ず解除しておきましょう。

ちなみに、補欠合格の連絡をしてくれた大学でも、繰り上げ合格の連絡はあっても、対象から漏れた事は連絡してくれません。

3月末頃までに連絡がなかったら、繰り上がることができなかったと諦めましょう。

私立大学医学部の「補欠合格」になった人が繰り上げ合格を待っている場合

私立大学医学部で補欠合格が繰り上げ合格になるケースとしては主に3つあり、それぞれの繰り上げ合格時期は下記のように異なるでしょう。

繰り上げの連絡は、願書に記載した連絡先電話番号に多くの場合非通知でかかってきます。

繰り上げ連絡が予想される期間は電話に出られるよう注意するとともに、電話の非通知設定は解除しておきましょう。

1)国立大学医学部が合格したからそちらに行くための正規合格辞退者が出た場合の繰り上げ時期は?

繰り上げ連絡は、国立大学の前期(3月7日前後)、後期(3月20日前後)それぞれの合格発表後に多く発生します。

合格発表は大学やその年度によって多少前後するので、各自で自分の受験校の場合を調べてその発表後、正規合格者ください。

国立大学の第一志望の大学が合格し、それ以外の大学の合格を辞退する人は、郵送で合格辞退届けを大学に届けます。

大学でそれが受理された後、大学が合格人数の補充のため補欠合格者の成績上位順に繰り上げの連絡をし始めるので、郵便の移動時間を考えると合格発表の2〜3日以降から繰り上げ連絡が始まると考えていいでしょう。

2)志望順位の高い他の私立大学医学部が合格しそちらに行くための正規合格辞退者が出た場合の繰り上げ時期は?

私立大学の合格発表はバラバラですが、2月下旬から3月初旬。そして入学金の支払い期限はそこから1週間程度が期限のようです。

ですので、合格発表〜入学金支払い期限の前後が繰り上げ合格連絡のピークとなるでしょう。

3)元々お試し受験だったので正規合格を辞退する

元々お試し受験だった人は、合格通知が届いた後すぐに辞退届を提出するでしょうから、私立合格発表の2月下旬から3月中旬が繰り上げ連絡の期間になるんじゃないでしょうか。

ただ、念のための保険として入学金払込期限ギリギリまで辞退届を出さない可能性もあるかもしれません。

防衛医科大学校の繰り上げ合格は特殊でとても多いのが特徴です

防衛医科大学校医学科だけは特殊なので別にお話ししておきましょう。

防衛医科大学校(以下防衛医大)の受験の特殊性

防衛医大の1次試験は10月に実施されます。そのため、多くの医学部志望者がお試し受験として受験することで知られています。

また、出題傾向が東大などの難関大学に近いことから、医学部志望者だけでなく東大や京大などの難関大学志望の学生も受験することが多いのが特徴です。

そのため、12月の2次試験の合格発表が出ても、正規合格者から辞退者が続出するため、多くの補欠合格者を出し、さらにそこから多くの繰り上げ合格者が出ることで知られています。

更に、防衛医大では繰り上げ合格者が、合格辞退するケースも多いため、さらにそこから別の繰り上げ合格者が発生するという事態が当たり前のように起こります。

正式な繰り上げ合格者数は発表されませんが、補欠合格者の半分以上は繰り上げ合格となっていくとも言われています。

【防衛医科大の繰り上げ合格の連絡時期は?】

防衛医科大の繰り上げ合格時期は、他の大学と少し事情が異なります。それは、先に記載したように、単にお試し受験で受けた生徒が大量にいるため、100%合格しても辞退すると決めている場合が多いからです。

そのため、繰り上げ時期も

●防衛医科大の合格発表の日の翌々日頃から連絡が来始める

防衛医大の合格発表日に同時に正規合格者には書類が届きます。その中に辞退届書類もあり、その日に辞退届を郵送する人が出れば早くて翌々日頃から補充のための繰り上げ合格の電話連絡が始まります。大体3月20日前後までが多いようですが、年度によっては3月末頃に連絡が来ることもあるようです。

●国立大学の前期・後期それぞれの合格発表後がピーク

防衛医大の正規合格者や補欠合格者になれる学力がある受験生は、国立大学医学部に十分合格できる学力の持ち主だと言われています。

実際、多くの学生が第一志望の国立大学医学部に合格を果たすため、その合格が分かり次第防衛医大に合格辞退届けを郵送して来るのです。

合格辞退者続出の防衛医大は正規合格者も補欠合格者もかなり多めに発表します

合格辞退者が続出するため、防衛医大では定員80名に対し3倍〜4倍の正規合格者を発表します。補欠合格もかなりの数を出します。

それだけ多くの正規合格者を発表しても定員80名を満たす人数が残らず、補欠合格者の半数程度まで繰り上げ合格を出さなければならないようです。

それは、単にお試し受験として受験される事が原因だけではなく、防衛医大に入学することは、自衛隊に入隊し6年間の全寮生活を過ごすことになる事にも起因しているでしょう。(ちなみに、自衛隊入隊扱いなので、学費は不要で給料も出ます)。

⭐️防衛医大の繰り上げ合格についてのもっと詳細記事はこちら

繰り上げ合格を待つ受験生への注意事項

補欠合格の連絡が来た、または来ていないけど点数的に合格ラインに近い位置にいる場合、繰り上げ合格の可能性が0ではありません。

そんな人は、次の2点を注意して繰り上げ連絡の時期に臨みましょう。

●電話は非通知でもつながるようにしておいて、いつでも電話に出られるように待機。

何度電話してもつながらない場合は、繰り上げ合格権利が次の候補者に移ります。注意が必要です。

●繰り上げ連絡が来たら受けるかどうか気持ちを決めておこう。

繰り上げ連絡の電話では、「繰り上げ合格になったが合格を受理して入学する意思があるかどうか?」を聞かれます。入学意思を伝えた人にだけ、入学手続き書類が郵送されてくるのです。万が一連絡があった場合、繰り上げ合格を受けるかどうか事前に家族と話し合っておきましょう。

まとめ:繰り上げ合格でも合格は合格。堂々と入学しよう!

いかがでしたか。補欠合格の受験生の皆さんは、自分が繰り上げ合格に選ばれるかどうか、とても不安なことと思います。

しかし、こればかりはこのプレッシャーに耐えるしかどうしようもありません。

もう全ての試験が終わったのなら、気分転換しながら連絡を待つようにしましょう。思い悩んだって自分の得点が変わるわけじゃないのですから

また、めでたく繰上げ合格が来た受験生の皆さんに言っておいてあげたいことがあります。

繰り上げ合格だからと言って、入学後に自分を卑下する必要はありません。堂々と正規合格者と同じ気持ちで入学しましょう。

なんと言っても、正規合格者と学力に大差はないのです。

1点の違いで正規合格と補欠合格に分かれることもあるのですから。極端な話、正規合格者と試験では10点も変わらない程度だと思って入学すればいいのです。

実際、入学してしまえば、正規も繰り上げも関係ありませんし、最初こそそんな話題が仲間の会話に出ることもあるかもしれませんが、時期に話題にすらならなくなるのです。

参考①:浪人を覚悟して予備校に入学手続きをする時期は何時ごろが良いのか?

3月中旬になっても大学合格が確定していない場合、浪人を覚悟し予備校への入学手続きを始める必要が出てきます。人気のある予備校によっては4月からの入塾が3月早々に定員になり締め切られることもあるため、早めに手続きをする必要もあるでしょう。

しかし、予備校も医学部コースともなると150万前後の受講料を支払わなければいけません。

入塾手続きと入塾費の支払いを済ませた後に、大学の繰り上げ合格連絡が来た場合、予備校を断ることになりますが、どこまで返金されるかは予備校によっても違うでしょう(大抵入学金は返らず、授業料のみ返金)。

お金を出すのは保護者(親)です。家族でこのケースの場合をしっかり話し合っておく必要があります。

※そのために、早めに塾の検討を行い、そこの入塾手続きや入金の期限などを調べておきましょう。

参考②:【国立大学医学部合格の辞退が出る2つのケース】

このケースの場合、大きく2つのケースが考えられるでしょう。

ケース1)経済的に余裕のある受験生が慶應大学医学部にも合格していて、国立の中堅クラスの国立医学部にも合格したが、慶應の医学部を選ぶケース。いくいら医学部は国立至上主義的な世界でも、慶應大学医学部のブランドバリューは医者になってからもステイタスが違います。

ケース2)私立大学医学部に合格した後、国立医学部も受験し合格できたけれど私立の方を選ぶケース。

このケースの場合、親がその私立大学医学部出身だったとか、私立の方が医者家系の学生が多いからとかの理由が挙げられます。

もう一つは、システムの問題で既に私立に入学金と授業料を振り込み済みのためというのもあるでしょう。

私立大学医学部前期の合否は2月初旬〜中旬に分かり、そこから1週間以内を限度に入学金200万前後と授業料400万前後を振り込まなければいけません。

国立大学の個別入試の前に、お金を振り込まなければならないため、多くの場合、私立に進学することを決めることになるのです。

3月末までに合格辞退すればほとんどの大学では授業料だけは返金されるようですが、国立大学医学部が合格したからといって、この高額な入学金を無駄にしてしまう決断はなかなかできないでしょう。

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