医学部合格を果たした家庭の体験を元にこれから医学部を目指す皆さんにアドバイス

国立大学医学部受験を普通のサラリーマン家庭から目指す人必読

サラリーマン家庭から医学部に入れる為にすべき事

国立医学部を目指す子供の親がすべき事

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国立大学医学部合格へのモチベーションを維持させていく

医学部を目指し、まずは中高一貫校に無事入学できたとします。そこから実際の大学受験まで6年間たっぷりの時間があります。その間に高校受験をしなくてすむ分、どうしても気が抜けてしまうこともあります。この期間、医学部に合格する、医者になるんだ!というモチベーションを維持させる努力が必要です

幸いにも今は、医者をヒーローにした映画や漫画が数多くあります。それらを買い与えるのも単純ですが結構効果がありますし、ストレートに言葉で言い続けるものいいかもしれません。どうしてもだらけているようなら、塾で医学部コースに通わせるものいいかもしれません。

しかし、通常の一貫校なら競争意識を煽り、大学受験まで目標をしっかり持たせてくれるはずです。

なぜなら、優秀な生徒を育て、有名大学(東大、京大、早稲田、慶応、それに医学部)に何人入れたかが、翌年の塾応募に影響してくるからです。近年、塾もそうですが、多くの高校では、進学先の大学が東大、京大に加え、医学部への進学数を高校の評価につなげる傾向にあるようですから、医学部志望の生徒はしっかり管理してくれるはずです。

親もしっかり大学・医学部の情報を集めて子供と情報共有する

進学校の勉強内容は、親からするとちんぷんかんぷん。到底、勉強を見てやることはできなくなります。勉強面に関しては学校と塾を信頼して任せましょう。よっぽどあちらの方がプロなんですから。そんなことより、親にはやらなければならないつの役割があるのです。

  1. 大学の医学部情報を調べて、子供と情報共有すること
  2. 子供を精神的に支え、学習環境を整えてやること
  3. 大学進学に向けて教育費を準備していくこと

この3つはつながっています。医学部の情報収拾には、試験傾向や難易度調査などに加え、普通のサラリーマン家庭でも金銭的に入学可能な大学を調べ、子供と共有し、ある程度目標とする大学の医学部を具体化することが実は親にとっても子供にとっても重要なんです。

それも早い時期から目標を設定していくことは先に述べたモチベーションに繋がりますし、勉強の傾向もどこを目指して何をすればいいかがはっきりとしてきて、それだけ医学部への道が現実に近づくのです

東大や京大の医学部を狙うのと、地方の国立大医学部を狙うのとでは偏差値に大きな差がありますし、国立か私立かでは入学金や授業料に大きな差があるわけですから、漠然と「医学部」と言っていては夢は遠のいてしまうのです。

1.目標とする医学部を絞り込むことで医学部への夢が現実に近づきます!その大学の情報を調べて親子で共有しましょう!

先にお話ししたように、早い時期からどの大学の医学部を目指すのかをはっきりさせることはとても大切です。

どこまで学力(偏差値)を上げればいいのか、どのような出題傾向があるかなど、大学によりかなり変わってきます。

それを調べて受験勉強に生かすことが大きな成果につながるのです。

親子で共有しておくべきいくつかの項目を挙げておきますので、参考にしてください。

大きな方向性として親子で確認し合うべきこと

  • 自分たちの家計からは国立大学医学部しか狙えないことをはっきりさせておく。
  • 通学圏内限定か、一人暮らしが前提となる他府県の大学まで視野に入れていいのか。
  • 防衛医科大学のような特殊な大学も候補に入れておくのか。

サラリーマン家庭から医学部を狙うということは、資金的に限られた中で、最小限の出費で最大限の結果を出さなければならないという現実があります。国立大学の医学部しか狙えないでしょうし、一人暮らしまではサポートすることができないなら通学圏内の医学部を目指さないといけないでしょう。

それでも経済的に厳しいようなら、奨学金を検討するのか、防衛医科大のような特殊な道を選ぶのかなど、現実的な問題をはっきりと親子でさせておくことが大切です。

親子で情報共有しておくべき受験対策

目指す大学の試験傾向

国立大学医学部を目指すということは、2020年時点ではセンター試験を受け、そこでまず90%の得点率をクリアすることが大前提となります。※85%程度でも合格する人はいますが、よほど2次で挽回するなどの条件が必要になります。

それは当然として、2次対策を早めにしておく必要があるのです。受験科目がなんなのかを確認し、その科目をより強化して勉強しておかなければいけないからです。

各科目の出題傾向や得点配分、現役や浪人生の優遇状況など、調べることはたくさんあります。学校や塾の進路相談で聞けば色々わかりますが、今はネットで検索すれば大抵の情報が公開されていますから、知れるのに知らないとなると受験が不利になってしまいます。

全ての大学が公平に受験生の成績だけで判断しているわけでもありません。

大学によって癖というか特徴があるのです。私立とはいえ、東京女子医科大学で男女の合格比率を操作していたことが問題になりましたね。

そんなことは受験生の間では当たり前の情報として知られていましたよ。今更受験した子や親が騒ぐのが不思議なぐらいです。ネットで調べればすぐわかる事ですから「何を今頃大騒ぎしているんだろう」ぐらいに見ていました。みんな分かった上で覚悟して受験しているわけですから。

他に、浪人生が不利な大学や、地域枠が多く他府県に住む受験生に不利な大学もあります。要は、自分たちに少しでも有利になる特徴のある大学を早めに調べて探しておく事、または有利になるような受験対策を取るにはどうしたらいいかを親子で調べ、一緒に努力していくことが大切なんです。

試験までのスケジュール管理

試験までにどんな学力をつけておかなければならないかは、親にはわかりませんし、サポートもできません。学校や塾の指導を信頼し、何よりもお子さん本人が努力するしかないのです。

親がしなければならないのはスケジュールの管理なのです。具体的にあげると

  • 学校や塾の進路希望提出・相談日の確認
  • センター試験申し込み締め切り確認
  • センター試験日程と会場確認
  • オープンキャンパス日程確認
  • 大学の2次願書提出締め切り
  • 大学の2次試験日程と会場確認
  • 後期試験のある大学の日程確認
  • 合格や補欠合格などの発表と学費入金締め切り日程確認

これらを親が率先して調べておき、お子さんに事前に確認しておき、お子さんが忘れてしまっても大丈夫、ぐらいが調度良いでしょう。

お子さんは受験勉強で頭いっぱいだったりうっかりもするでしょう。日々の努力をパーにしないために、スケジュール間違いなどのケアレスミスが起こらないよう親も二重に管理していくほうが良いのです。

他府県の大学を受験するような場合だと、前の日からホテル宿泊しておく必要があったりします。その場合は交通機関の確認やホテルの宿泊予約などは親の仕事です。まだ旅行経験の少ないお子さんに試験会場の近くのホテル宿泊予約までの負担をさせることは避けるべきです。

2.受験まで精神的に支え学習環境を整えてあげること

国立大学医学部受験は本当に難関への挑戦です。並大抵のプレッシャーではないですし、膨大な勉強量を必要とします。そんな状況の中のお子さんを親の立場でどうサポートしたら良いか。

いくつかあるかと思いますが、多くの学校や塾で指導されている内容をまとめてみましたので、参考にしてみてください。ちなみに経験で行くと、受験戦争は家族を巻き込んだ戦いですので、実は受験生本人だけでなく、その親や兄弟も大きなストレスや犠牲を強いられていて「第二の受験生」とも言われ、そちらのケアも必要なのを忘れてはいけないと思います。それはまた別の項でお話ししましょう。

受験生に対して親が注意しておくべき項目

●医学部合格を親だけの夢にしない・子供に押し付けるような発言はしない

医学部を目指すお子さんと一緒に夢を追いかける事は素晴らしい事です。でも、いつしかそれが親だけの夢になり、それを押しつけてしまっている場合があります。しかも親の夢というよりも「親の見栄」になってしまっているような場合は最悪です。

親戚や近所に医学部を目指していることを自慢してしまい今更引き下がれない!とか、医学部以外に変更する事は親を裏切り、負け犬になることだ!ぐらいに思わせるような発言をしてしまうと、お子さんは不要なプレッシャーを受けることになりますし、お子さんを追い詰めてしまいます。そ

れはお子さんの夢ではなく悪夢、強制、押し付けです。最悪、未来を奪ってしまうことにもなりかねません。

あなたはどうですか?大丈夫ですか? →親に言われたりされて嬉しかったこと、嫌だったこと。

●子供を信じ、自主性にある程度は任せる

子供というのは何気ない親の一言でやる気を失ったり、反抗的になったりしてしまいます。「勉強しなさい」「ちゃんと進んでるの?」「成績が落ちているわよ」などとお子さんの勉強に干渉しすぎず、お子さんを信頼し、見守る姿勢が必要です。しかし、どうみてもだらけてきているな!とか、お子さん自身がモチベーションを下げてしまっている場合は、しっかり話し合い、軌道修正をしてあげてください。

●子供の努力を認め、やる気を引き出してあげる

受験前のお子さんが努力をしていない訳がありません。成績が伸びれば褒めてあげ、下がればその努力過程を褒めながら、下がった原因を話し合う。お子さんの承認欲を満たしてあげながら、やる気につなげていくことが大切です。

そうはいっても、わが家では、振り返ると成績が低迷していくとついつい親も感情的に叱ってしまう事がありました。無関心ではなく、一緒に受験戦争を戦っていると、ついつい感情的になってしまうのも無理のない事なのです。

その場合は、母親か父親どちらかが冷静になり、子供を導いて上げなければいけません。高校生といってもまだまだ子供なんですから。

●子供の体調管理をしてあげる

大学受験は最後は体力と気力の勝負です。直前に風邪をひくなんてもっての他。着るもの、食事、時には睡眠時間などにまで気を配り、体調管理をサポートしてあげてください。夜食を作るなんて定番ですが、夜食は、栄養面の効果だけではなく、親も一緒に戦ってくれているんだとお子さんに意識してもらい安心してもらう精神的効果もあるのではないでしょうか。

外出時にはマスクをさせたり、帰宅したら手洗いうがいをうるさいぐらいに言う。親がやるべき事はたくさんあるはずです。

受験食の話

3.試験まで・そして合格してから・在学中にかかるお金の確認

いくらお金があれば入学金が支払えて、授業料も在学中何年も払い続けられるか。受験して合格したけど、お金が足りない!なんて親失格です。

医者になるまでにかかる教育費の話

それに、お子さんも親にどれぐらいの負担をかけることになるかと不安や引け目もあるはずです。お互いに気を使いあい、心の負担になるよりは、はっきりとどれだけお金がかかるかを親子でハッキリとさせる方がいいでしょう。

家計が苦しいなら、苦しいと伝え、「でもお父さんやお母さんはなんとかしてみせるからお前は合格することだけを考えていたらいい」などと励ましに変え、試験に立ち向かう親子の絆を強くする機会にしてもいいでしょう。

私は、子供に「お父さんやお母さんは、お前を金銭面でサポートできるよう一生懸命頑張る。お前は勉強のことだけ頑張ればいいから」といっていました。ちょっと恩着せがましかったかもしれませんね、

安心して!普通のサラリーマンの収入でもいける医学部はたくさんあリます。

医学部というと入学から卒業までに数千万必要!とよく言われます。確かに私立大学の場合は本当に4000万前後かかります。しかし、国立大学の医学部なら、同じ国立の他の学部と同じ入学金で同じ授業料です。※お金の話の項を参照。入学金60万程、授業料も年間58万程度です。

国立大学医学部であれば、普通のサラリーマン家庭では大きな負担かもしれませんが、手は届くはずですよね。

難しければ奨学金制度も利用できます。

よくニュースで奨学金貧乏などが問題になりますが、医者になれば高収入が約束されるのですから卒業後に返済が大きな負担にはならないでしょう。それ以外でも返済不要な奨学金制度を採用している大学や、逆に在学中に給料までもらえる大学(防衛医科大学校=正確には大学ではなく自衛隊)もあるのです。→防衛医科大学校の話

そういうことも含めてしっかり情報収集し、予定を立てながら、お子さんと目指す医学部を話し合うことが大切なんです。

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