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防衛医科大学校受験の合格に向けて

防衛医大の事を知りたい人に一押しの漫画「賢者の学び舎」をご紹介

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防衛医科大学校を受験する人は年間6,000人前後はいますが、本当にどこまでこの学校のことを理解して受験しているでしょうか。多くの人がお試し受験であることは否めませんが、この学校の魅力も理解しないまま、あそこは全寮制で、自衛隊に入隊しないといけないし、厳しいからちょっとなー。という理由で最初から行く気もなく受験していませんか?また保護者の方も、同じような理由から、経験を積むためにお試し受験は認めるけど、合格しても入学はちょっと辞めてほしい。と思っていませんか。

まあ、合格すること自体が超難関なので、合格しても行かない!なんていう贅沢な選択をできる人はごくごく少数でしょうが・・・・。

今回はそんな防衛医科大学校のマイナスイメージを払拭するために、1つの漫画をご紹介したいと思います。

受験生本人も、保護者の方もぜひ読んでみて欲しい漫画です。もし、防衛医大に行くつもりがなくても、医学部生のことがよくわかるということと、そもそも医者を目指すということはどういう事なのかを考えさせてくれる良い本なので、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

防衛医大の事を知りたい人に一押しの漫画をご紹介

タイトルは、防衛医科大学校物語「賢者の学び舎」と言います。全5巻前防衛大臣の河野太郎氏も視察の前に熟読したというぐらい、この学校のリアルを捉えている漫画だという評価です。先にも書きましたが、サラリーマンである父親の私が読んでも、大変ためになり、医者になることの使命感や倫理観などを子供と一緒に考えたいと思うような内容でした。多少、稚拙なストーリーの部分もありましたが、そこはまあ漫画という事で許容範囲かなと。

防衛医科大学校志望でなくても、一度は読んでみて欲しい漫画です。医療漫画では、医師として活躍する主人公を取り上げたものは沢山作品がありますが、医学科生、特に防衛医大の生活ぶりを取り上げた漫画は、これ以外まだ見かけたことがありません。

「ブラックジャックによろしく」という研修医を主人公にした漫画はありましたが、少し時代が変わり、研修医の労働環境も変化してきているため少し時代遅れな印象を持ちます。

この「賢者の学び舎」という漫画では、防衛医科大学校のリアルな生活がよくわかります。そして医師になるということの意味を、登場人物一人一人がそれぞれ考え葛藤していく姿が物語として描かれとても参考になるのです。日々の生活の中で医者になる目的が変化してきたり、より強いものになったりしていくそのストーリーは感動的で、何度か涙する場面もあります。まあ、私ぐらいの年齢だと、涙もろくなってくるので、若い人は泣けないかもしれませんけど・・・・。ああ、医師になりたいと思いを強くしてくれる漫画なのは確かです。

そういう意味でも、親子で読んで欲しいですね。

後、防衛医科大学校への怖いイメージといったマイナス要素を気にされている方にもおすすめです。

確かに防衛医大はマイナス面は存在するようです。しかし、それは自衛隊で医官をやっていく上で経験しておくべき意味のあるマイナスであり、皆それを理解して乗り越えていっているようです。そんなことも読めばわかるのです。

全5巻ですが、一気に読んでしまいました。5巻で約90分〜120分程度で読めるかと思います。貴重な勉強時間ですが、これぐらいの時間を割いても読む価値は全体あります。

もし防衛医大にいかず、他の医学部にいく場合でも、医療の道を目指す人には、なぜ医師を目指すのかを考える上でとても勉強になる本だと思いますので、親の立場からもお薦めです。

興味がある人は、こちらをクリックしてどうぞ。

※まずは1巻から読んでみる人

※一気に全5巻を読んでしまう人

最後に

受験生本人、そして親御さん、それぞれ立場が違っても防衛医大での生活や防衛医大で医師になる流れなど、知りたいことたくさんあると思います。父親の立場で知りたいことを調べてまとめた記事がありますので、ぜひそちらもご覧いただければと思います。防衛医大への不安が減り、安心することができますよ。

記事はこちらです→父親の立場で防衛医大のことを知りたいQ&A

-防衛医科大学校受験の合格に向けて

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