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防衛医科大学校受験の合格に向けて

防衛医大2021年度志願者の動向予想をしてみた

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目次

2021年度の防衛医科大学校の志願者を予想してみた

コロナコロナと大変った今年ですが、それでもやはり入試の季節がやっきました。医学部の中でも一番早く始まる防衛医大の試験。正確には大学ではなく、防衛省の自衛隊医官入隊試験といって良い性質のものですが・・・・・。

7月から志願書受付が始まり10月下旬には一次試験が実施されます。このブログを読んでいる受験生の皆さんはどうするのでしょう?

我が子が防衛医大の試験を受けたのはもう5年ほど前になりますが、3度目の挑戦でようやく合格を手にすることが出来て、無茶苦茶嬉しかったのを思い出します。防衛医大は21歳未満の者しか受験資格がないので、実質受けられるのは3回までなんですよね。まさに3度目の正直でした。

我が家は地方の県なのですが、確か1次試験を通過した人数がうちの県では3名か4名しかいなかったと記憶しています。その中で合格したのはわずか2名でしたね。本当にせまき門です。

我が子の場合は、その後地元の国立大学医学部にも合格できそちらにいかせていただきましたが、防衛医大合格通知後に地元の自衛官の方が、我が子に親身に相談にのってくださり本当にありがたかったのを覚えています。

※合格者にはその県の自衛官の誰かが担当につき、その方から連絡がきます。大抵は直接あって面談というか相談にのってくださる時間をいただけるようです。

もちろん、防衛医大をお断りして他の民間の医学部に行くことを報告しても、その方から怒られることは全くなく、応援の言葉をいただいたようです。本当に自衛隊の皆さんには頭が下がります。近年の隣国との領土問題だけでなく、台風や地震といった自然災害の際にも私たち国民のために命がけで働いてくださって感謝しかありません。

そんな防衛医大ですが、当時を振り返りながら、2021年度の防衛医大の志願動向、倍率についての予想を少ししてみたいと思います。私は予備校や塾のような試験のプロではなく単なる医大生の父親であるだけの立場ですが、色々な本やニュースから判断しての素人予想だと笑い飛ばす前提で読んでいただければと思います。

防衛医大志願者増減予想(素人予想です)

まず、前提となる募集人数(定員)ですが、防衛医科大学校の募集人数は80〜85名であり、直近5年間では変化したことはありません。おそらく、2021年度の前期試験においても募集人数は85名と予想されます。ただし、基準は80名となっているので80名となる可能性もあるでしょう。

その中で、私の予想は、志願者数は2021年度よりも減少すると思います。志願者は5600人程度と見ています。

その理由をいくつか挙げてみますね。

理由❶:コロナの影響で現役高校生は授業が遅れ気味で、試験が10月と早い防衛医大を受けるレベルに達することが出来ず現役受験生が減少する。

理由❷:コロナの影響で例年お試し受験として受けられていたが、今回はできるだけ密になる機会を減らすためにお試し受験を控えると予想するため。

理由❸:コロナの影響で医療の世界を敬遠する受験生やその親が増えると予想されるため。

理由❹;アメリカと中国が冷戦状態になり自衛隊が危険な現場に行く可能性が高まっているため。

こんなところです。

ちなみに、過去の志願者推移を見てみると次の表のようになっています。そこから導き出される傾向は

傾向❶志願者数が年々減少してきている。

傾向❷倍率が落ちてきている。

傾向❸合格者はかなり多めに取る傾向は続いている。

→定員に対して合格者が多いのは防衛医大に合格しても入学を断り、民間の大学医学部に行く受験生が多いため。※防衛医大に合格できる学力のある受験生はほぼ国立大学、私立大学の医学部には合格できる傾向にあるのです。

といった所です。

予備校によっては、2020年にかなり志願者が減り、倍率が落ちてきたことから2021年度は志願者が増加すると予想している所もあります。その見方も決して間違いではないでしょう。受験の世界では、「逆張り」という言葉があります。みんなが敬遠するだろうと予想されている大学を逆に受ける受験生が増える現象のことを指します。

また、今年度は大学入学共通テストが導入される年ということもあり、入試日程が早い防衛医科大学校に出願して合格を確保しておきたいという安定志向の受験生も増えるかもしれませんね。

どちらに転ぶかは蓋を開けてみるまで分からないというのが正直な所です。

防衛医大の合格者数予想もしてみましょう

防衛医科大学校の合格者数は、先ほどの表でわかるように、毎年およそ280〜340名程度で推移しています。定員の4倍程度の合格者を出す傾向にあるので、合格できる可能性はあります。しかも、この合格者数でさえ辞退者が大量に出て定員を満たすことが出来ず、補欠合格者を次々に合格に繰り上げていくのが毎年のお決まりになっているので、本当に最後まで諦めずにいてください。

まとめ

素人ながら予想をしてみましたが、いかがでしたか。少しでも参考になればと思います。

防衛医科大学の試験は試験料が無料です。試験会場への交通費はかかりますが、経済的な負担はありません。だからと言ってダメもとで受ける所でもないのも事実です。おそらくラッキー合格というものは期待できません。受験するほとんどの人が、偏差値65以上の秀才ばかり。お試し受験する人は、本命が東大や京大、または医学部という受験生がほとんどなのですから、生半可な学力で受けても「万が一」は起きないのです!

でも、このブログを読んでいる皆さんは、本気で医学部を目指し頑張ってきた人ばかりでしょうから、どうぞ挑戦してみてくださいね。

ただ、コロナ対策だけはしっかりしていきましょう。

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