医学部合格を果たした家庭の体験を元にこれから医学部を目指す皆さんにアドバイス

国立大学医学部受験を普通のサラリーマン家庭から目指す人必読

医学部受験をした子を持つ親の体験談

医学部受験生の親が今この時代に出来る事

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目次

医学部受験生の親は孤立しやすいのです

医学部を狙う受験生を子供に持つ親は、本当に本当に大変です。特に普通のサラリーマン家庭から医学部を目指している場合、親類縁者にも医学部出身者なんているわけないですし、おそらく高校でも医学部を狙っている親の横のつながりもないでしょう。本当に孤独になりやすいです。というか、親である自分達夫婦が孤独になった経験からそう思うのですが。気軽に相談できる、話を聞いてくれる人が周りに出来にくいのです。なぜなら、医学部受験をする受験生が早々周りにいるわけではないですし、周りの受験生はおそらく医学部ほど難関を狙っていないでしょうから、医学部受験の悩みなんて話したら、なんか自慢されているように感じさせてしまうんじゃないかと遠慮してしまいます。いや逆の立場なら、きっと自慢か!って思います。嫌味か!って。

高校や塾の先生方にも早々気軽に相談できるわけではありません。進路指導の時ぐらいですね。意外に塾の先生(先生というかチューター、相談担当者)の方がちゃんとお金を払っている分、相談しやすかったかもしれませんが。

医学部受験生とその親はネットで情報を必死に漁ります

そんな中で、どうしてもネットの世界に自分の求める回答を必死に探してしまうことになります。もうそれは、「医学部受験」「医学部合格」「医学部への勉強法」など様々な検索をして、舐めるようにその記事を読み漁っていくのです。私も妻も、ネット中毒かと思うぐらい毎日毎晩、私は通勤途中も医学部受験に関するホームページやブログを読み漁り、ユーチューブも見まくりました。なんか読んでいると安心できるんですね。その間は不安を感じない。なんか、自分でも何か子供のためにやっているという安心感もある。そこで仕入れた情報を、夫婦や子供と共有すると一緒に受験を戦っている気にもなりますし。

一番安心できた情報

そんなネットの医学部受験の情報の中でも、精神的に安心できたのが、今に思うと馬鹿げていますが、「医学部受験に合格できる受験生の特徴」といった内容のもので、少しでも自分の子供に当てはまると・・・というか無理にでも当てはまっていると思ってしまう・・・、あーきっと合格できる可能性がある!と思えたんですね。もう宗教か!って思うほど。子供騙しですが、でも結構、有名な進学塾のホームページとかにコラム記事で乗ってたり、医学部コースの勧誘ページに載ってたりして、信じてしまうものです。先にも書きましたが、サラリーマン家庭の普通の親なんて、そんな物なんですよね。世俗的というか。頼るものが欲しい。

もう一つは、同じ医学部受験を目指している親御さんのブログです。

流石に自分が医者や、医者の奥さんが書かれているブログは、サラリーマンの私からはなんか鼻につくというか、どうせ医者やろ!という卑屈になる部分があって読まなかったですが、普通の家庭から我が子が医学部受験をしようとしているのを、どうサポートして合格まで導いたのかの体験や、今まさに受験しようとしている我が子と戦っているリアルな進捗ブログなんかは共感でき、毎日更新されないかをチェックする日々でした。

私がこのブログを始めたのも、そういったブログにかなり励まされて勉強させてもらったからで、今度は自分がお手伝いできたらと思ったからなんですよね。なんか、どこまでお手伝いできているか不安ですが。そこら辺の塾のホームページに書かれているような内容を出しても、親御さんには共感できないというか、響かないでしょうから。

受験生の親が今この時代に出来ること

今、大あ受験方式が本当に切り替わるのか。いつ学校の授業が再開されるのか。学力格差はどれぐらい開いてしまったのか。自宅学習で力をつけている受験生はどんなことをしているのか。????疑問だらけです。不安だらけです。それは受験生本人だけではなく、その親である皆さんもでしょう。

そんな中で、少なくとも受験生であるお子さんよりも、20年は長く生きて社会経験を積んでいる親として人生の先輩として、アドバイスしてあげられることが絶対にあるはずなんです。一緒に右往左往していては、子供をより不安にさせるだけです。

受験勉強の方法や、勉強そのものを教えることは、現役生でもない私たちの年代ではもはや不可能です。小学生の我が子の宿題を見てやるようにはいかないのですから。そもそも、教えられる学力が会ったらサラリーマンしてませんよね(笑)ちょっと自虐的でしたか・・・

私たちにできることは、まず精神的に支え、何があっても自分たち親が夢が叶うために協力を惜しまないということを伝えること。

そして私がそうであったように、中毒と言われてもいいから、いろんな情報をネットやブログから仕入れること。今何が課題で、子供が何に不安を感じているかも理解できるようになります。それが受験方式なのか、進学によるお金のことなのか。受験勉強方法そのものなのか。そして、子供の話す悩みや不安を一緒になって話し合うことができます。

最後に、親子で負のそして間違ったスパイラルホールにはまらないように、機会を作って、勇気を出して担任や塾の進学指導に親子で出かけること。

やはり、先生方は最新の受験情報に加え、受験生であるあなたのお子さんの学力の進捗具合を理解し、総合的に判断・アドバイスしてくれるのですから。

親子で負のスパイラルにはまらないことが大切です。

医学部受験生の親は、自分で自分を孤立させないこと

医学部受験はあらゆる大学受験の中でも最難関の受験である。これはもう多くの皆さんの共通認識かと思います。もちろん東京大学や京都大学、私立では早稲田、慶應義塾と難関高はいくつもあります。しかし、医学部受験は、それらの高偏差値大学受験とは別の意味で、どこの医学部を狙うにしても超難関と言われているのです。そんな医学部を狙う我が子を、自分達親でなんとかサポートできる、して見せるなんて大間違いです。絶対にできません。

医学部受験を専門にしている先生方とタッグを組み、勉強に関してはある意味お任せし、家庭での精神的、身体的、そして経済的なサポートを親の立場でやっていく分業が望ましいのです。決して向きになって、孤立しないで、親御さんご自身が悩んでいるのなら親御さんだけで先生方に相談しにいくのもお薦めします。お子さんと共有したいのなら三者面談でもいいでしょう。

何度も言いますね。孤立しないで、周囲に協力を求め、この最難関の医学部受験を乗り越えてください。この時代なら尚更です。

皆さんの成功をお祈りしていますね。

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