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医学部受験をした子を持つ親の体験談

「子供を医学部に合格させる父親はこうやっている」を読んで

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今回は、かなり昔に出版された「子供を医学部に合格させる父親はこうやっている」を読んでの感想や、書いてあるポイントを皆さんにお伝えしたいと思います。ぜひ、面白そうだと思われたらご自身で購入して読んでみてください。

反抗期が無くなった子供たち

著者の松原好之さんが、この書籍の前書きとして触れられているのがこのタイトルです。私自身、医学部に子供を合格させることができた父親の立場ですが(現実には子供が頑張っただけですが・・)、我が子も反抗期らしい反抗期がなかったためずっとと気になっていた事なので、最初からハットさせられました。「子供の成長のためには、反抗期は大切です」とまことしやかに言われてきましたが、それはどうやら昔の話のようですよ。

なぜなら、昔の子供たちには選択肢がなさすぎたのですが、現代の子供たちは選択肢が本当に多岐に渡って用意されているから。そして、昔ほど親の威厳が強くなく、逃げ場もSNSや仮想世界など事欠かないこともあるようです。要するに反抗する必要が無くなっているというのです。

確かにそうかもしれません。昔の父親は怖かった。威厳があった。今の父親は私も含めて、どこか友達のような関係が良しとされている風潮もあり、反抗すべき相手では無く、一緒に遊び、なんでも話せる関係の親子になってしまっていますよね。

昔であれば、親のいう通りの人生を歩むか、反抗するか!の二択しかなかった。今は、自分の思うようにしてよし、反抗してみるもよし、意見を行ってみるもよし、となんでもありの時代で、反抗そのものが多くの選択肢の中の1つでしかないようです。

さらに、反抗期自体がステレオタイプ化されてしまって、子供は反抗期があるものだ!という事自体がマニュアル化されてしまっていて、子供もそれを知っています。親に反抗する事自体が、既定路線に乗っていることになるなら、反抗しないという反抗もまた選択肢としてあるわけです。面白いですね。

父の後ろ姿で学ばせることが難しい現代

昔のように、父親が一家で一番威厳があり、母親も父親を立てていた時代なら、父親の背中をみて、子供は大きくなるなんて言えました。しかし、今の時代に背中を見てなんて言えません。そんなことを言えば逆効果ですし、私たち父親にとっても大変なプレッシャーでありストレスになり、子育て自体を楽しめなくなってしまいます。友達親子は友達親子でいい面もたくさんあるし、その風潮に逆らうこともできないのです。

じゃあ、どうしたら子供を上手に導けるのでしょうか?

父親にも子供を育てるための戦略が必要な時代になった

ここでようやく医学部に合格させるための父親の行動の話になります。

何も言わなくても、背中を見せていればいい時代では無くなった現代。父親として子供をどう導けばいいのか。ましては、医学部という最難関の大学に合格させるためにはどうすればいのか。

そのためには、「父親の力」と「戦略」が必要だということです。

少なくとも、人生の先輩であることは確かです。その経験から父親として何を教えられ、どう医学部合格に導けるか。それが大切なのです。

今時の若いもんは、昔の若いもんより格段に優れているという事実

「今時の若いもんはなっていない!」と年配の先輩から言われることが、代々続いています。どの時代でも年配者から見ると、若者はなっていないことになっています。果たしてそうでしょうか?古代エジプトのピラミッドの壁画にも、この今時の・・に似た台詞がピエログリフで刻まれているそうですよ。

考えてみてください。私たち父親世代が18歳だった時と、今の18歳の子供たちとどちらが優秀か。圧倒的に今の18歳の方が優秀に決まっています。ネット社会になり、圧倒的な情報量に触れられる現代、同世代だけでなくあらゆる世代の考えに触れることができるSNS時代、ビジネスも多様化し、グローバルな世界になっている現代を生きている18歳と、ネットも携帯電話も、海外旅行さえも普通でなかった我々の時代の18歳とで勝負になるはずがないのです。学生起業家、高校生で年商1000万超え、なんて昔は想像すらできませんでした。

そんな時代を生きている子供たちを、私たち父親は、今時の若いもんは!ともう呼ぶことはできないんです。そんな優秀な子供たちを父親としてどう導きますか?

父親は学校や塾で教えないことを教えよう

学校や塾の講師は社会での経験を詰めていない人たちです。特に学校の先生は、経済活動という意味では、最も「お金を儲ける」から遠い大人と言ってもいいぐらいです。私たちサラリーマンである父親は、そう言った経済活動のイロハを教えることや、社会の厳しさ、弱者の論理、お金の大切さ、時には失敗することや挫折を味わうことも大切だということを教えることができます。

少しぐらい回り道するぐらいの無駄が、実はとても大切なのだということも私たちは知っています。それを経験として知っているのです。それを子供に伝えることは父親にしかできません。母親も当然人生経験として積んできた立派な大人ですが、この経験を学びの言葉として伝えることには長けていないようです。

父親と母親の役割は違う(私見)

父親と母親は、思考回路が違うのでしょうか?時々そう感じます。父性と母性の違いと言ってもいいかもしれません。動物としての本能がそうさせるのでしょうか。父親は、子供とある程度距離を持ちながら、社会の中で子供を俯瞰で見ることができます。母親はそうはいきません。子供に一番近い所にいて体温を感じながら子供と接することで子供を守ります。役割が違うのです。親である以上、子供の考えていることややっていることを少しでも多く知りたいのが心情です。でも父親は知っていても知らないふりをすればいいのです。それぐらいが子供にとっては居心地がいいはずです。

そして、何事か起こった時、登場すればいいのです。なんか、野生のライオンと似ているかもしれません。野生のライオンの群れの中で、雄のライオンは普段は群れや子育てには関わりませんが、敵がくれば立ち向かいます。付かず離れずで母子を見守っていればいいのです。そんな立ち位置で、子供の医学部受験を支えることができればいいのです。

ただ、医学部受験や子供の将来まで見据えた戦略を持っている必要があります。どのような結果にも対応できる戦略と戦術を持っていなければなりません。

子供を導くにはチームで臨め(これも私見)

この本では、子供を医学部に合格させるための父親の役割について書かれています。現代の優秀な子供たちを導くには、どうしても父親だけの力では足りません。チーム力が重要なのだと私は思います。父親、母親、塾の講師、学校の先生、それぞれが役割を意識して子供を導くことが大切だということです。それぞれが持つ強みの部分で導くわけです。父親が数学や英語を教えても到底役立ちません。それは先生や塾の講師の役割です。夜食を作ったり、子供の健康への気遣いは母親にはかないません。父親には父親の役割があるのです。その役割を理解せずに、勉強に口出ししたり、母親と衝突したりするとチーム力を損なってしまうのです。

これは、私なりにこの本を読んで、自分なりに感じ、結論づけた父親の役割なのですが、これらの子供の受験に関わるそれぞれのプロフェッショナルのチームリーダーであるべきなのが父親だと思います。ですから、塾の講師や学校の先生といったチームのメンバーには会って、その人柄や能力を見定める必要があります。チーム力が足りないと思えば、補強をすることも必要でしょう。

子供の置かれている状況を俯瞰で見て、子供の医学部受験に最適な環境を作り上げられるのは父親なのです。大変な役割です。

まとめ

親に反抗する必要もなくなった現代の優秀な子供たちに、父親としてどう接していき、どう医学部合格に導くのか。それには「父親の力=父親の役割を果たす」ことと「戦略」が必要だということをお話ししました。

この本では、多少今の時代に合わないことも書かれていますが、合格に向けての父親のやるべきことの本質は不変のものとして理解できるものでした。もし興味があれば、読まれたらいいと思います。今は新書が扱われていなく、古本だけしか無いようですが、入手可能です。

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