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浪人生に有利に働いたコロナ禍の2021年医学部入試

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浪人生に有利に働いたコロナ禍の2021年医学部入試

久しぶりに投稿します。

昨年からコロナ禍の中、いろいろな事に関して思考が止まり、記憶も2020年春からアップデート出来ていないと感じるのは私だけでしょうか?

世界中の人々がこのような感覚に陥っているのではないでしょうか?

そんな渦中で、人生の分岐点である「大学受験」に臨んだ受験生の皆さんや親御さんには、頭が下がります。
そこで、この状況が、果たして医学部受験にどのような影響を与えたのか、今回は少しお話してみたいと思います。
ただ、私は受験のプロでも専門家でもありませんので、医学部受験を我が子と闘ってきた一人の親として、いろいろな情報に触れた上での私見だと思って読んでください。

圧倒的に浪人生が有利に働いた2021年医学部入試だった

私はこのブログでずっと言ってきたのですが、「このコロナ禍では、絶対に浪人生や私立の進学校生が有利」だったようです。
その理由はいつくか挙げられるのですが、そのうちの3つの要因についてお話ししましょう。

要因1:コロナ禍の中で現役生の授業の遅れや授業内容の質の低下

感性拡大防止のため高校や予備校がことごとく休校となりました。

当然、現役生は授業が遅れます。

さらに、授業がオンラインに切り替わったことにより、学校に行き対面式で受けていた授業に比べ授業の質が圧倒的に低下したのではないでしょうか。

授業の質の低下に合わせ、授業を受ける側である生徒の受講姿勢やモチベーションも著しく低下し、授業中の緊張感や集中力も低下。

結果、学力が低下。

そう、なにもかも低下してしまったのです。
一方、浪人生や進学校生はどうだったでしょう。
浪人生は、既にコロナ禍前に高校2年~3年生の授業を終えて卒業しています。

さらに、その終えた部分も浪人期間中に復習を何度も繰り返してきているわけですから、授業が遅れてしまっている現役生と学力差がついて当たり前なのです。
では進学校の生徒はどうでしょう。

私立の進学校は高校2年生の時点で高校3年生までの学習範囲を全て終了させています。

進学校では高校3年生の1年間は大学受験に向けての受験対策授業に徹するのです。

ですから、今回のように高校3年生の1年間がコロナ禍で休校したりオンラインに切り替わっても授業の遅れという問題は生じません。
むしろ、通学の往復の時間を自分の学習時間に費やすことができてラッキーなくらいかもしれません。
但し、ここに落とし穴があります。

自宅にいて、オンライン授業、自宅自習となった時、どこまで自分を律して高い集中力、モチベーションを持ち続けられるか甚だ疑問なのです。

一部の優秀な生徒を除き、おそらく難しいでしょう。

自宅には、多くの誘惑があります。

いつでも寝られます。テレビもゲームもインターネットもあります。

学校に行くから、先生の厳しい目があり、ライバルである同級生がいるから競争心や勉強するモチベーションを維持してくれるのです。
その点、浪人生は後がなく、背水の陣で臨んでいるので違います。

自宅にいても、親が「もう浪人はできないよ!」と厳しい目で関ししているでしょう。
圧倒的に浪人生が有利なのです。

要因2:コロナ禍で精神的に未熟な現役生は大きなストレスを抱えてしまう

現役生18歳、そして浪人生19歳~20歳。

生まれてわずか20年程度の中で、1年の年齢差は精神的成長を考えるととても大きいのです。

しかも浪人生は「不合格→浪人」という人生で初めての大きな挫折を味わった人間です。

逆境は人間を大きく成長させるものです。

このコロナ禍では精神的な強さが求められます。

現役生は、友人とも会えず、先生にも面と向かって相談できず受験を控えて孤立してしまいました。そんな彼ら、彼女らがどこまで自分を保ち続けられたでしょうか。
反対に、精神的に成長した浪人生はこのコロナ禍の中でも、しっかりと前をみれていたでしょう。

浪人生にとっては、この逆境が逆に有利に作用したのではないでしょうか。

もしかしたら、現役合格で大学に進学した仲間が、コロナ禍で授業も受けられずほとんど自宅待機し足踏み状態なのを見て、「浪人したことで仲間から置いて行かれた引目を感じていたのが、浪人した方が良かったのかも」と開き直れたかもしれません。

要因3:受験モードに突入するスイッチを入れるタイミングを逸してしまった

高校3年生になると受験を意識し始めますが、受験モードのスイッチが入るのは、自分も周囲もクラブ活動を引退し本格的に受験体制に入るタイミングなのだと思います。

そして夏休み、夏期講習等で猛ダッシュをかけ、浪人生との学力差を一気に縮め、追いつき追い抜くという流れができるのです。
しかし、2020年はそれがありませんでした。

春には緊急事態宣言が発令され、休校になり、だらだらとオンライン授業に切り替わり、クラブ活動もなにやら気持ちの区切りがつかないまま引退という形になり、あれよあれよという間に夏休み突入。

コロナ禍を理由に夏期講習も中止、良くてもオンラインでの開催だったでしょう。
こんな状況の中で、多くの高校3年生が受験のやる気スイッチをONにするタイミングを逸してしまったのです。
気持ちはまだ高校3年の4月のまま受験を迎えることになったのではないでしょうか。

大学側の救済対策も後手に回った

授業の遅れは全国的な問題でしたね。

当然、大学側も救済措置として出題範囲を狭め、問題の難易度を下げるケースがあったようです。

しかし、それも皮肉なことに浪人生を有利にすることになってしまったようなのです。

出題範囲が狭める決定が受験ギリギリ直前だったようで、全範囲無理して勉強してしまった現役生には「なんでもっと早く言わない!」状態。
難易度を下げた入試問題は、より勉強を深く理解している浪人生の回答の完成度を上げてしまうことになりました。

中途半端な理解の現役生には、あまり関係なかったようです。

まとめ

今更、2021年の医学部受験は浪人生が有利だったという話をしても、2022年の受験生には何の助けにもなりませんね。

「あ~そうだったんですね。それで?」でしょう。
問題は、「では2022年の医学部受験はいったいどうなるか!」です。
投稿が長くなるので、そこは、別の投稿で私の意見を述べたいと思います。
そちらをどうぞご覧ください。

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