医学部合格を果たした家庭の体験を元にこれから医学部を目指す皆さんにアドバイス

国立大学医学部受験を普通のサラリーマン家庭から目指す人必読

医学部を目指す受験生と保護者の皆さんに伝えたいこと

国立医学部を目指すなら覚悟が必要です

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国立医学部を目指すなら知って覚悟をしておいてください

別のページで詳しく記載しましたが、国立医学部を目指し始めて本格的に準備し始めて、一人前の医師になるまでに約20年かかります。

子供の頃「医者になりたい」という夢を持った瞬間から、親子で過酷な受験戦争に足を踏み入れ、戦いが始まります。それは医学部に入学できたとしても油断できず、戦いは続きます。

●小学5年生からの中学受験準備塾通い 2年間

●中高一貫校通学 6年間

●医学部通学 6年間

●初期研修 2年

●後期研修 3〜4年 ※医学博士を目指すならさらに4〜5年

合計19年〜20年間(ストレートに進学・進級した場合)

医学部受験は浪人が当たり前です

医学部はそのレベルの高さと門戸(定員)の狭さから、浪人してしまう学生が多くいます。一般の大学であれば1浪ぐらいは普通にいるでしょう。しかし2浪はほぼいないのではないでしょうか。医学部は違います。2浪3浪はざらにいて、5浪6浪まで普通にいるのです。私の子供の入学した医学部では新入学生の平均年齢が23歳とのことでした。いかに多浪生が多いかですし、自分もそうなる可能性が十分あるという覚悟が必要です。

※ちなみに、平均年齢を引き上げている要因に「他の大学からの再受験組や社会人経験者組」もいることが挙げられます。しかし、そういった人達は、どうしても医者になる夢が諦められなかった人達と言えます。そして一旦は受験から遠ざかっても医学部に合格できるだけの学力を持った超優秀な人達です。東大や京大卒や元●●省で働いていたとか・・・・

多浪しても医学部に入れるとは限らない

浪人すると学力もつきますが、モチベーションの維持が大変なのと、浪人だと受験にどんどん不利になり、受ける大学が限られていくと言うリスクも伴います。浪人生不利な大学や関係ない大学とあるのが現実なんです。さらに、浪人したからといって必ず医学部に合格できるとは限りません。多浪の末、医学部受験を諦める人は本当に多いのです。その後、他の学部を受け直しても、年齢が他の同級生よりも上になってしまいますから、大学生活を楽しむにも、就職試験を受けるのにもやはり支障が無いとは言えないでしょう。だから医学部受験は人生を賭けた挑戦だと言うのです。

医学部に入ってからのリスクも知っておきましょう

無事試験に合格できたら、まずは一安心と思っていませんか。一般には医学部入学=医者になれる!と言うイメージでしょう。違うんです。本当の過酷な人生をかけた戦いはここから始まるんです。その戦いのリスクも知った上で、医学部を目指すかどうか考えてみてください。そして覚悟してください。

医学部では各学年で5%〜10%の学生が留年してしまう

医学部は入学してからも本当に勉強漬けで、それが6年間続きます。一般大学と違い、全科目履修しなくてはならず1教科でも落としてしまうと即留年してしまいます。その留年割合が高く、大学によっては10〜20%近くある場合もあるのです。1つでも苦手教科があると留年のリスクが高くなってしまいますから気が抜けません。

3回留年すると放校(退学)させられる

流石に3回連続で留年するようなことはないでしょうが、間をおいての留年でも3回目の留年が確定した時点で退学になってしまいます。正確には色々学年によるとか色々な細かいルールが大学によってありますがここでは記載しません。

卒業試験があり落ちると医師国家試験が受けられない

医師国家試験の受験資格は医学部の卒業資格を有するものとなっています。ところが大学は、この自校の学生の医師国家試験合格率を上げるため合格見込みの低そうな医学生は卒業試験を不合格にし留年させる傾向にあるのです。※全ての大学がそうと言うわけではありませんが・・・・

医師国家試験の不合格浪人のリスク

無事に医師国家試験が受けられても全員が合格できるわけではありません。毎年の合格率平均は90%強といったところです。100人中10人は医学部を卒業しても医者になれず医師国家試験浪人となるのです。一度落ちるとその次年度にまた受けることができますが、どんどん合格率は下がる傾向にあり、多浪の末に医者になることを諦めてやむなく別の人生を選択する人もいるのです。医学部を卒業しても医師免許がなければ医療行為はできませんから「ただの医学知識のある頭のいい人」のまま人生を送るしかないのです。ちょっと言い過ぎかもしれませんが、それまでの苦労が報われないのはやりきれないのは本人も家族も同じでしょう。

まとめ

以上のように医者を目指す場合に考えられるリスクをあげてみました。知らなかったことが多かったのではないですか?私自身、自分の子供が医学部に入って初めて知ることばかりでした。しかし、このようなリスク・障壁を乗り越えて見事医師免許を取得できれば、社会的な名誉、やりがい、そしてそれに見合う収入が得られるのですから頑張るかいがありますよね。

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