医学部合格を果たした家庭の体験を元にこれから医学部を目指す皆さんにアドバイス

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医学部を目指す受験生と保護者の皆さんに伝えたいこと

医学部に合格するには型を守ろう

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医学部に合格するには型を守ろう

私は医学部受験をした子供の親なので、難しい受験の勉強法や解き方のアドバイスはできません。しかし、ここで受験生や親御さんに1つだけアドバイスしたいことがあります。

子供が通っていた有名予備校の医学部コースの担任と三者面談をした時のことですが、「あ〜なるほどな〜」と親の立場ながら感心した医学部受験の鉄則があるのです。子供が塾通いしているのになかなか成績が伸びず、悩んで三者面談を申し込んだ時に言われた言葉です。

お子さんは、せっかく塾で「合格するための学習法の型」を学んでいるのに、「自己流」で受験勉強をしています。それでは合格できません。我々は日本中の医学部の試験内容や傾向を研究し、今まで何万何千の医学部合格者を輩出してきました。その長年の経験と研究から、医学部合格の必勝の型を編み出し、それを伝えているわけです。それをその型を無視して自己流の受験勉強をしたのでは、なんのために我校に通っているのかわかりません。自己流は捨てて、まずは型に従って勉強してください。

子供も心当たりがあったようで、妙に納得していました。

比較するのは難しいかもしれませんが、生け花や柔道、空手など、それぞれの世界でトップを目指すならまずは型を極めること。その基本の型ができていない中で自己流の流派を作ったところで脆く続かないのと一緒かもしれません。

塾は問題の解き方を学ぶところというよりも、その型を学び、合格に向けた正しい勉強方法と習慣を身につける場所なんです。確かに解き方なんてチャート式問題集を見ればわかります。

あとは、その型を純粋に信じてやり続ける勇気と根気ですね。我が子は、その型を信じきれず、もっとこうしたらいいんじゃないか、自分ならこうする、自分にはこういうやり方があっている!!!と自己流に走ってしまったのが敗因だったのです。

我が子はそれに気づくのが遅かったため、まずは1浪してしまいました。しかし、2浪目は逆にその型を信じることが出来たため、もう塾には通わず宅浪を選択し、その「学んだ型」に従った勉強方法でやりきった末に見事、国立大学医学部と防衛医科大に合格することができたのです。

親である私は、もちろんその型なるものが、どんなものなのかはわかりません。

なので、ここで具体的にアドバイスはできないのですが、これを読んでいる親御さんはぜひ、このことをお子さんと話してみてください。

できれば、現役ならば高校の先生と、塾に通っているなら塾の三者面談でこのことを話してみてください。先生方にはすぐ通じるはずですよ。

受験生の皆さんは、まだまだ子供です。先の見えない受験勉強で、本当にこれで大丈夫なんだろうか、私にはもっと別のやり方があっているんじゃないだろうかと迷い、悩み、右往左往することでしょう。そして、必ずどこかで行き詰まる時がきます。

そんな時は、親御さんが正しい方向を指し示してあげてください。

きっと、少しだけ手を添えて、ほんの少し軌道修正してあげるだけで、また元気よく合格というゴールに向かって走る元気が出るはずですよ。

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