医学部合格を果たした家庭の体験を元にこれから医学部を目指す皆さんにアドバイス

国立大学医学部受験を普通のサラリーマン家庭から目指す人必読

国立医学部を目指し入学する為に必要なお金の話

あなたの世帯収入から医学部受験対策の教育費が捻出できるか検証

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医学部受験の結果発表がされている時期ではありますが、まだ小さなお子さんのいる家庭では、子供の将来に夢を馳せ、将来医者になってくれたらな〜と期待している親御さんもいることでしょう。今回は、少し基本に立ち返り、そんな親御さんに向けた教育費の話をしておきたいと思います。

サラリーマン家庭から医学部を目指すには、国立大学医学部を目指すしかなく、そのためには小学生からの教育が大切であることは色々なページでお話ししてきましたね。

親から引き継いだ資産があったり、援助してもらえる家庭は私立の医学部も頑張れば行かせられるかもしれません。また、とても優秀なら自治医科大などの奨学金をもらえる入学も可能なのかもしれません。しかし、ここでは本当に普通のサラリーマンで資産もなく、お子さんもそれこそ神童なんて呼ばれて育っていないごく普通の家庭から医学部を目指す人への情報ブログなので、そんな例外は一旦おいておきますね。

普通のサラリーマン家庭からも医学部は目指せるのか?

目指せます。ただし、親御さんの経済的努力をする覚悟が求められるのと、残念ながらある程度の限界地点があるのも事実なのでそこを今回は明らかにしていきましょう。人によっては残酷な情報になるかもしれません。しかしこれが現実なので、その現実に一旦向き合ってみてください。そしてもし、限界地点以下だと分かったとしたら、その現実を受け止めながら、じゃあどうすればその限界を超えられるのかを考えていきましょう。

サラリーマン世帯所得1000万が医学部合格を目指す限界地点である事実

サラリーマン家庭から医学部を目指すという夢を追うのは絶対に不可能ではありません。しかし現実のお話もしておき、単なる夢物語ではなくその夢を「目標」にするための指針として次のデータを参考にしてください。

小学生の時点で医学部を目指すための基礎学力と勉強習慣を身につけることが必要で、そのリミットが小学5年生であるという私の持論は別のページでお話させていただきました。

こちら参照

医学部を目指せるだけの学力を身につけるには私立の中高一貫校に行く必要があり、そのためには中学受験を受けなければなりません。そしてその中学受験で、ある程度のレベルの高さの中学に合格するためには小学5年生から塾に通う必要があります。

その塾代がバカにならない金額になるのです。どの地域にすみ、どんな塾に通うのかにもよるので一概にいくらとは言えないのですが、一般的な数字を言えば「約130万前後/1年間」が塾代として必要になります。

ではその130万の教育費を捻出できる収入があなたの家庭にあるのかをシュミレーションしてみてください。

以下の表は、ごくごく普通の家庭の3通りの収入ケーススタディです。夫も普通のサラリーマンで超エリートという訳ではない、そして妻も主婦もしくはパート、または限定職の会社勤めなどの設定です。お子さんは小学生が2人で、上のお子さんが医学部を目指すという設定です。

あなたの家庭の手取り収入はどこに当てははまりますか。

年間130万の教育費を捻出しようと思うと、1000万の収入(手取り750万)でも50万円の赤字です。

ある程度の暮らしをすると支出も増えるという設定で各支出を設定していますが、それぞれの収入での赤字金額を無くすには、

何かの支出を削ればいい訳です。これを見て諦めるのではなく、どうすれば捻出できるかを考えてみてください。

早い段階から医学部受験のための貯金をしておくことが大切

その年だけの収入でなんとかしようと思っても限界があります。ですからお子さんがまだ小さい時から貯金をしっかりしておき、できれば学資保険にも

加入しておくといいでしょう。これはまたどこかで機会があれば触れたいと思います。

上記の小学5年生から130万前後必要になってくるというのは、医学部を目指すスタート地点に立ったにすぎません。

これから、中学、高校、そして夢が叶って国立大学医学部に入学してからも教育費がかかり続けます。

その教育費を払い続けられますか?いや払い続ける覚悟ができますか?

あなたの家庭でも、自宅購入や車購入、下の子がいればその子の教育費も必要になります。全てをシュミレーションして準備をしていくのが

親の務めです。せっかくの子供の努力が、学費が払えないことで挫折してしまうようなことが無いように必ず夫婦で話し合いをしておきましょう。

医学部を目指すための中高の教育費はいくら?

では、小学5〜6年の塾通いを経て見事中高一貫校に入学された後にどれぐらいの教育費がひつとなるのでしょうか。

これもある程度の平均的な教育費支出を表にしてみましたので、こちらもシュミレーションに活用してくださいね。

🔹まずは中学校から

中高一貫校ということは当然私立の中学に入学することになります。以下の表は中学受験の費用も含めて表にしています。

大体私立中学3年間で400万はかかると思ってください。地元の公立中学に進級すれば3年間で150万ぐらい

すみますから3倍近い違いが生じることになります。しかも、公立の場合は、地域によっては授業料が

無償化される場合もあるので、その差は歴然でしょう。

🔹次に高校を見てみましょう

高校は中高一貫なので試験はありません。ただし、改めて入学金や制服購入などの出費は必要となります。

私立の高校3年間で約400万必要となります。ただ、塾代を夏期講習代程度の

最低限設定にしているので、しっかり塾に通わせたい方はもっと多くなる覚悟が必要です。

ただ、私の子供の場合では、同じように中高一貫校に通学している時、学校での予習復習をしっかりして、

学校での勉強を100%習熟していけば、塾に行く必要は全く無いと言われました。

逆に塾に行くことで、学校の勉強がおろそかになるようなことになれば本末転倒で、逆に

塾通いが学力向上の弊害になることがある!とまで言われましたので、基本中学〜高校では塾は行かせる

必要はないと思います。

小学5年〜高校で約1000万の教育費が必要となる医学部受験

以上のように、小学5年生から高校3年生まで平均的に「130万円/1年」が必要となることが

わかりましたね。小学5年生からのことを考えると約1000万にもなる計算です。

まとめ

医学部に入れるためには1000万の教育費が必要というのは

普通のサラリーマン家庭ではとても厳しい支出なのだと思います。

私の家庭でも同様でした。

この教育費を捻出するために、妻は当然働きに出ながら、支出を抑え、緊縮財政で家計を切り盛りしてくれていました。

当然そのしわ寄せは父親の私にもくるわけで、会社の同僚との付き合いも多くを諦めなくてはなりませんでした。

妻もおしゃれや友達づきあいを控えていたようです。

しかし、そこまで親が犠牲を払ってでも、子供が医学部を目指すことは親子の夢であり大きな目標だったので、

耐えることができました。それほど医学部に行くというのは価値ある夢・目標だと思います。

家計を切り詰めてもこの教育費が難しい家庭の方なら、自己学習しか手はありませんが、それで医学部合格を

目指して実際に合格する人もゼロではありませんから、夢を諦めずに挑戦し続けて欲しいと思います。

以上、厳しい情報だったと思いますが、避けて通ることはできないリアルなので、お許しください。

 

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