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夏休みが終わると一気に受験モードに突入!防衛医科大の1次試験も迫る!

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夏休みが終わると一気に受験モードに突入!防衛医科大の1次試験も迫る!

夏休みは受験の天王山!と言われて久しいですが、みなさんはこの夏休みどう過ごしてきましたか?
さすがに、医学部を狙うような学生の皆さんはここぞとばかりに集中して苦手科目の克服に邁進し、力をつけられたと思います。

例年だと、高校や塾が開催する夏期集中講座が開催されて否が応でも受験モードに突入するのですが、このコロナ禍で、開催が見送られたり、オンラインでの開催に変更されたりと、昨年に続いて、イレギュラーな夏休みを過ごした受験生も多かったのではないでしょうか。

現在、医学部5年生の我が子も、この夏休み中に数多くの病院見学や研修を予定していましたが、大雨災害やコロナによる緊急事態宣言発令があったことで中止せざるおえない病院もあり、とても残念な思いをしていました。
医学部5年生~6年生にかけての期間は臨床実習=いわゆるポリクリというやつですが、順番に様々な科の臨床実習を体験し、自分が目指す科を決めていく大切な時期なのです。
そして、6年生最後に控えているのが卒業試験と医師国家試験。
この2つをクリアしなければ、医師になれないのです。この2つに合格しなければ、大学を卒業しても単なる医学部卒業生でしかありません。
今、医学部受験を控えている受験生の皆さんは、医学部に合格して入学さえすればバラ色の大学生活が待っている!
なんて思っているかもしれませが、それは幻想ですよ・・・・。
今戦っている医学部入試がかわいく見えるぐらい、医学部に入ってからの勉強の方が大変なのです(我が子談)。
あ、すいません、そんな脅すようなことを今言う必要はないですね・・・

話を受験に戻しますが、今のような状況だと、9月新学期が始まっても、休校や、オンライン授業への切り替え等で
授業は遅れ、質も低下することが予想されます。
本当に昨年と今年の受験生には同情をしてしまいますが、「どの受験生も条件は一緒だから」と安心してはいけません。
こんな状況だから、この状況に甘んじる学生は落ちていき、必死に頑張る学生は圧倒的な差をつけて力を付けるのです。

幸いにも、医学部を狙っている皆さんのほとんどは、中高一貫校か進学校に属しているかと思います。
高2で高校の授業は全て修了して、高3の今は、受験勉強に集中しているはずですよね。
コロナによる授業の遅れの影響は最小限に止め、昨年から始まった大学共通入学テスト対策に力を入れていることでしょう。
そういう意味では、医学部受験のライバルたちは、まだまだふるい落とされている最中です。
どうぞ、気を緩めず新学期に臨んでください。

10月23日(土)には防衛医科大学校の1次試験が始まります

防衛医科大の1次試験は今まで2日間で行われていましたが、1日で行われるなど試験方法や内容が変更になっているようです。

1日で、マークシート&筆記試験が行われるだけでなく、小論文まで盛り込まれています。

学力だけでなく体力や集中力がないと、到底この1日を乗り切ることはできそうもありません。
こちらもしっかり対策を練らないと、今までの常識が通じなくなってきているんじゃないかと思います。

私は医学部生の子供を持つ父親にすぎませんが、我が子と私、そして母親の3人で医学部受験戦争を戦ってきた経験から、
本当に今の医学部受験は大変だなーと同情します。
過去問はもちろん、大学ごとの受験対策でさえどこまで通用するのかわかりません。

信じられるのは己の力、学力さえあれば合格を勝ち取れる

今、唯一信じられるのは、己の力です。

どんなに状況が変化しようと、どんなに周りが優秀な人たちばかりでも、最後は力あるものが合格を勝ち取るのです。
そう信じて、どうぞ受験生の皆さん、そして保護者の皆さんあと残り半年、頑張ってください。

 

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