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県立(公立)高校では医学部合格は難しいのか?

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私のブログは個人のブログなので、とても偏見に満ちた内容というか、凝り固まった考えで書かれているかもしれないととても反省しています。その中でも一番そう感じるのが「私立進学校の中高一貫校に入らなければ医学部合格は難しい」という考え方です。

そんな考え方に反して、日本国中の県立や公立の高校からも沢山の学生さんが医学部に合格しているのが事実です。ですから県立に通っている学生さん、本当にごめんなさい。とまず先に誤っておきますね。

でも、家族や親戚にも医学部を目指すような優秀な人がいない家系の我が家からしてみれば、子供を優秀に育てることが医学部合格への唯一の道であり、優秀にするには中高一貫の進学私立高校に入れるしかないと思い込んできました。もう盲信です。でもそれは、ある意味、真理ではないかと今でも私は思っています。すいません頑固で。

目次

県立高校や公立高校で多くの医学部生を輩出しているところは?

医学部生輩出人数上位では、北海道道立の札幌南高校や、公立の熊本高校、県立の新潟高校などでは毎年30人以上もの合格者を出しています。それ以外でもたくさんの県立、公立の高校から医学部合格者は出ているのです。

特に、地方にいくほど私立の進学高校が少なく、どちらかというと県立と公立高校の方がレベルが高い傾向にあるのも影響しているのだと思います。また、地方では、一流企業が少なく、優秀な人材が地方に残るには公務員か医者になるという選択肢ぐらいしかないということも関係しているのかもしれません。都心の優秀な生徒は、一部上場企業が数多くあるために選択肢が多いので、あえて医学部を狙う必要もない訳です。

※すいません、これも偏見かもしれません。

地方でも、さすがに工業高校や商業高校など専門性の高い高校からは医学部は難しいでしょうが、ごく普通の県立高校からたまに医学部合格が出たりすることもありますね。それは、学校の教育がいいというよりも、元々優秀な生徒が高校に入ってから本気出して勉強し始めたりすることで起こる奇跡じゃないでしょうか。

県立や公立は教育委員会の指導のもとの授業カリキュラムが中心に

私が、県立や公立の高校だと普通の能力の生徒だと医学部合格は難しいと思うのは、私なりの理由があってのことです。それをお聞きください。

❶県立(公立)高校は、教育委員会の指導の元、3年間の授業カリキュラムが決められている。よって、優秀な生徒も普通の生徒と一緒に学ばなければならず、突出した学力の生徒が育ちにくい。※県立(公立)高校でも進学クラスなどがあり、優秀な生徒の育成努力もされているとは思いますが。

❷私立の進学校は高2の3学期までに高3迄に習う授業を全て終わらせてしまい、高3の1年間は丸々試験対策の授業に専念するが、県立(公立)はそうではない。

❸進学校の私立は、塾に行く必要がないほど受験対策を徹底するが、県立(公立)では足りず進学塾に頼らざるを得なくなる。

のような感じです。私はあまり県立(公立)の進学校のことに詳しくないので、間違っていたらごめんなさい。

推薦枠がどれぐらいある高校かもチェックしておくといいかもしれません

県立(公立)高校と進学私立高校と医学部合格するにはどちらがいいかは、私の持論のように簡単なものではないのだとは思います。国立大学医学部への推薦が毎年何名ある高校なのか・・・なども大切な要素です。最近では推薦枠を定員の30%程度もとる大学もあり、馬鹿にできません。しかも、推薦枠は一般入試よりもかなり試験が簡単なため実力が少し足りなくても合格の可能性が高まる手法です。高校決定の際の参考にしてみてください。最初から医学部への推薦狙いで高校に入学するのと、高3になってから推薦を考えるのとでは天と地ぐらいの開きができるはずです。推薦には評定点が関係しますから、高校入学時点から評定点を意識しているものとそうでないものとでは開きができるのは当たり前です。

まとめ

それでは最後にまとめです。記事タイトル「県立・公立高校では医学部合格は難しいのか?」の答えですが、最後まで私の持論で申し訳ありませんが、総じて言えば「難しい」というのが答えだと思います。

理由は本文中に書いてきた通りです。しかし、それは確率論というか私立の方が有利な条件が多いだけのことなので、「医学部合格が難しい=合格できない」ではありません。やはりどんな試験でも最後は本人のやる気次第ということではないでしょうか。

やる気、モチベーション、強い意志、それぞれ言葉は違いますが全て他人に任せることができない、自分でしかコントロールできないものです。高校3年間で「医学部に絶対合格してみせる」という強い思いを持ち続け、努力をした者が最後に勝利するのです。

どうぞ医学部を目指す受験生の皆さん頑張ってください。

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