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一般家庭から我が子を医師にするために親がすべき8ケ条

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目次

一般家庭から我が子を医師にするために親がすべき8ヶ条を伝授します。

皆さん、我が子を医師にするなんて夢がもし叶ったら、それこそ天にも登る気持ちになりますよね。社会的ステータスがあり、高所得。しかも定年があるようでない。過酷な労働条件とは言われてはいますが、それを差し引いても魅力に溢れる職業です。

今回は、我が子を医学部に合格させるために、父親である私が色々な情報を集めたどり着いた「我が子を医師にするための8ヶ条」を皆さんに伝授させていただきたいと思います。

ただ、これは魔法の裏技ではありません。正攻法です。辛く厳しい道のりですが、一つひとつをきちんとクリアしていけば、きっと夢が叶うはずです。

大切なのは、「我が子を医師にする!」という夢を、確かな目標に定め実現に向けて具体的な行動を取るか取らないか!なのです。

さあ、皆さん、お子さんを医師にするための8ヶ条、ぜひ実践して夢を叶えてくださいね。

中)医者と医師2つの呼び名がありますが、ここでは正式には医師国家資格取得者として「医師」を正確な呼称として使用します。

一般家庭から子供を医学部に合格させ医師にするということ

大切な我が子が将来医師になってくれたら、親としてどんなに安心で嬉しいことでしょう。親ならばそんな夢を一度は見たことはあるでしょう。しかし、その夢を現実のものにするには、それこそ親も子も死に物狂いの努力をしなければなりません。それが医師家系でもない、ごく普通の家庭場合なら尚更です。学力のことだけでなく、経済的なことまで影響するからです。

しかし、可能性は0ではありません。実際、我が家もごく普通のサラリーマン家庭ですが、我が子を医学部に合格させることができました。国立大学の医学部では70%近くは医師家系ではない家庭のお子さんが合格し入学しています。

ただ、その70%の中でも、その多くを比較的裕福な家庭のお子さんが占めているのが現実です。それは、高いレベルの教育を子供に受けさせるにはそれなりの教育費がかかってしまうからです。

しかし、それは夢を諦める理由にはありません。様々なサポート制度を利用すればいいのです。要はそれを調べる努力、行動をするかしないかだけの差なのです。

これから説明する8ヶ条は、その努力と行動をどう起こしたらいいのかの指針となることと思います。

読んでしまえば、なーんだ、そんなことか〜・・・と肩透かしをくわれるのかもしれません。しかし、それをやらなくて、やれなくて多くの家庭がお子さんを医師にする夢に挑戦する前から諦めてしまうのです。

逆に、肩透かしをくうぐらい難しいことではないということです。親に高い学力が必要とか、資産が必要ということではありません。

では、早速その8ヶ条を説明していきましょう。

一般家庭から子供を医学部に合格させ医師にするための8ヶ条

今から説明する8ヶ条は、ここでは一気に記載させていただきますが、それぞれを詳しく別の記事にしてあります。この頁で8ヶ条全てをご覧いただき全体像を掴んだ上で、一つひとつを詳しく読み進めていただけたらと思います。

何度も言いますが、さらっと読んで「な〜んだ、こんなことか」と分かったような気持ちになって終わらず、最後まで読んでいかれることをお勧めします。ほとんどの方が「な〜んだ」で終わり、何も実践できず終わってしまうのですから。

❶お子さんが小さな時から医師になる夢を持たせましょう。

親がいくら子供を医師にしたいと思っても、肝心のお子さんがその夢を抱かなかったらもともこうもありません。お子さんも「お医者さんになりたい」という夢を持ち、親子で同じ夢に向かっていけるようになるのが理想です。

間違っても、「お医者さんを目指しなさい!」と夢を強要したり、子供が「お母さんやお父さんがお医者さんになれっていうから医者になる」なんて思うようなことがあってはいけません。

ではどうしたら我が子も医師になる夢を持ってくれるのか?親は医師でもなんでもないから親の背中を見せて憧れさせるなんてことは無理なんですが・・・。と思われるでしょう。

その疑問にお答えすべく、我が家のケースやいろんな本や情報から導き出した方法を詳しく解説します。

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❷親子で「医師を目指す志ざし・目標」を意識しましょう。

最初は高収入でかっこいいからで構いません。まずは憧れることが必要なのですから。しかし、小学校高学年にもなると、社会のことや人と人との関係性まで理解できるようになります。その頃には、「自分がなぜ医師になりたいのか、なった後に何をしたいのか、どんな医師なりたいのか」を考えるように仕向けて欲しいのです。この頃から医師としての人格形成の準備に入るわけです。

親子でさりげなく話し合ってもいいかもしれません。

でもなかなか真面目な話となると、親子だから「照れ臭い、恥ずかしい!」となるでしょう。

それでも、この過程はとても大切なので、機会を作る必要があります。

【参考記事】

●医学部受験は誰のため?受験生に伝えたい事

●医学部受験は誰のため?受験生の親御さんに伝えたい事

❸お子さんの良い所を褒め、自分に自信を付けさせましょう。

医師を目指すなら、まず超難関と言われる医学部の合格を目指し、これからお子さんは、小学校、中学、高校と過酷で厳しい受験勉強をしていくことになります。日本中の秀才、中には天才と言われるような生徒たちが競争相手となります。その中で勝ち残っていくためには、まず「自分の力を信じる」ことが大切になります。「自分はできる!絶対医学部に合格する!」と自己肯定できるようになる必要があるのです。一種のマインドコントロールかもしれません。

そしてその自己肯定できる人格を形成させられるのは、一番身近にいて、一番認められたら嬉しい「親」なのです。

親が、我が子の良い所を見つけ、褒めてあげる習慣を身につけられるようにしましょう。

❹親はお子さんがどうしたら医学部に合格し医師になれるのかを研究しておきましょう。

何も親も受験するための試験勉強をしろと言っている訳ではありません。医学部を目指す場合、おそらく中学生の段階からもう親はその学習内容についていけなくなるでしょう。受験のための勉強は、学校や塾に任せておけばいいのです。

親にはもっとやっておくべきことがあるのです。

●子供が何歳の時にはどんなことをしておかなければならないのか。

●小学高受験、中学受験、高校受験など何が必要でそれにはどうしたらいいのか。

●医師になるまでにどんなステップがあるのか。

●自分たちの経済力や住んでいる地域を考えて医師になるにはどの高校や大学を目指せばいいのか。

など、研究し計画を立てる。それはお子さん任せにできない親の責任範疇なのです。

我が家でも、それこそノイローゼになるぐらい医学部を目指すための情報をかき集めて、我が子と共有したのです。

【参考記事】

●国立大学医学部を目指す子供の親がすべき事

●国立大学医学部受験の過酷さとは

●国立大学医学部を目指すなら覚悟が必要です

●医学部に入ってから医師になるなるまでの長く険しい道のりを解説

❺お子さんにとって最善の教育環境を早い時期から与えましょう。

医師になるための方法を勉強していくうちに、医学部受験がどれほど過酷で超難関な受験なのかわかることでしょう。中には、東大に入るより難しいという人もいるぐらいです。事実、東大にギリギリ合格したレベルの受験生では国立の医学部に合格することは難しいかもしれません。

もしあなたが子供の頃に、親から「東大目指せ!」と言われたらどう思ったでしょう?何をばかな事をと思った事でしょう。それぐらい、医学部を目指すことは無謀な挑戦でもあるのです。

それを無謀とならないよう、早い段階からあなたが取り得る最善の教育環境を整えることが大切なのです。備えあれば憂いなしです。

でも、一般家庭では教育資金に限りがありますよね。我が家も普通のサラリーマン家庭でしたからよくわかります。その中で、ギリギリの選択をしながら、自分たちでできる精一杯の教育環境を整えればいいのです。

【参考記事】

●医学部受験は小学5年生から中学受験すべきです

❻自分とお子さんを取り巻く経済的、地勢的環境からベストな医師へのルートを決めておきましょう。

普通の家庭では、教育にかけられる資金は限界があります。家族の幸せを犠牲にしてまで教育費を捻出するのも間違っています。そして、住んでいる地域も今後の計画に影響を与えます。通学圏内に医学部合格を毎年出している高校はあるのか?そもそも通学圏に医学部はあるのか無いのか?

色々な条件を把握した上で、我が子が医師を目指すためのルートの現実的な計画を立てることが夢を実現させるためには必須です。

どこでもいいから医学部に入る!は夢を語っているのと変わりません。具体的にどの高校に行き、どこの大学の医学部合格を狙う!と計画していかなければ夢は実現しないのです。

【参考:医師になるための6つのルート】

1.地域限定の推薦入試枠がある医学部を受験し入学→高校から推薦が必要

2.条件付で学費免除となる医学部を受験し入学→自治医科大などがあるが超難関

3.一般入試で国立大学の医学部を受験し入学

4.一般入試で私立大学の医学部を受験し入学

5.防衛医科大学校を受験し入学→自衛隊入隊になり給料も出る

6.一旦他の大学を卒業したのち医学部を再受験し学士入学→非常に難関で狭き門

【参考記事】

●県立高校では医学部合格は難しいのか

●国立大学医学部を目指す子供の親がすべき事

❼親は子供が医師になるまでに必要となる資金計画を立てましょう。

一般的に、医学部=学費が高い!数千万円は必要だ!と言われていますね。とにかく医師になるにはお金が膨大にかかるから、医者家系か金持ちしか無理だというのが定説です。それはいろいろな意味で間違っています。

【何が間違っている?】

●確かに私立の医学部は6年間で学費が最低でも2000万、最高で5000万近くかかりますが、国立の医学部はそんなに必要なく6年間で350万ほどで済みます。

●学費が高いのは大学に入ってからだけではありません。医学部に入るまでの小学生〜高校生の間の教育費も相当額が必要です。

●金持ちしか医学部を狙えないことはありません。ちゃんと奨学金や貸付制度など家計の苦しい家庭をサポートする制度がいくつもあります。それに、医学部に入ってからの学費が免除になる大学や制度もあるのです。

いずれにしても、それらを含めて自分の家庭なら現実的にこのルートなら我が子が医師を目指せる!という計画を立てる必要があるのです。

【参考記事】

●あなたの世帯収入から医学部受験対策の教育費が捻出できるか検証

●国立大学医学部受験までと医学部入学してから必要となるお金の解説

●行きたい医学部選びの前に親子でお金の事を話し合いましょう

❽何よりも大切なのは子供が1人で自ら医師を目指し自立していくこと。

教育熱心な親ほど、子離れができず、また子供も親離れができない傾向にあるようです。特に医学部のような超難関大学に合格するためには、親と子が二人三脚で取り組む必要もあり、べったりとした関係になるのも仕方のないことなのでしょう。

しかし、それではダメなのです。

お子さんが一度医師になるための道を歩み始めたら、親はそっと距離をとり、お子さんが1人で道を進んで行けるようにしてあげなければなりません。そうしなければ、きっとお子さんが実際に医学部に入り、医師になったとしてもどこかで挫折し、自分を見失うことでしょう。

お子さんが初めて補助輪なしの自転車に乗る練習をした時、親はしばらくは後で一緒に走りながら自転車を支えていますね。

でも、お子さんがコツを掴んで、もう手を話して大丈夫と思った時、あなたも勇気を出して手を離したはずです。

まとめ

いかがでしたか、「一般家庭の子供を医師にするための8ヶ条」。やはり、な〜んだこんなことか!と思われましたか?

それでも構いません。大切なのは、これを実行することなのですから。

実行するにあたっては、より詳しく各項目を解説していますので、参考にして見てください。

世の中には、我が子を医師にするための解説本が出版されています。私も何種類か購入し熟読させていただきました。

しかしそれらの筆者は、医師だったり、そうでなくても親自身が高学歴であるケースが多いようです。

私のように、収入も親の学歴も極々普通の家庭から医師を目指す場合には当てはまらないアドバイスも多く、「うちには無理だ!」と諦める気持ちになりかけたこともあります。

しかし、先にも書きましたがちゃんと調べ、努力すれば、それを打破する手段はあるのです。医学部は何も金持ちしか入学できないと言っているのではないのですから。

ここであげた8ヶ条は、その打破する手段として提示させていただいています

何度も言いますが、お子さんを医師にする夢を実現させられるかどうかは、この8ヶ条件を実行するかどうかです。

健闘を祈っております。

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